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2011/01/31

Ride with Vanderham ②

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いよいよ当日です。会場は沢山のライダーでにぎわっていました。フリーライドゲームスのショップさん達やBIKESHOP玄武さんがお客さんに声を掛けてくれたおかげです。僕のクリニックに来てくれているお客さんも多く来てくれて俄然やる気が出ましたね。

イベント自体は12時からスタート。バンダハムがカタログ撮影をしていたのもあり試走時間が限られていて少し焦りましたが試走スタート。

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インフルエンザで復活したばかりのマミ犬。今回は病み上がりと言う事もありセーブしていました。

第1ドロップの試走の時に一応参考にとファーストアタックをバンダハムの前に飛ぼうと思いましたがそんな心配は全くありませんでした。ちょっと下見してあっという間にドロップイン。さすがバンダハム。レベルが違いました。当たり前か。

試走を3本走っていよいよデモラン本番です。
バンダハム、僕、ジュンヤ、ワッキーの順番でデモ開始。みんな良いランで会場を盛り上げました。


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バンダハム

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ダイキ

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ジュンヤ

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ワッキー


デモランの後はバンダハムとのトレイルライド。トレイルラインを参加者ほぼ全員でライドしました。
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こんな行列で一斉にライド。渋滞しまくりでしたがユルイ感じで良かったです。みんな楽しそうでした。


イベントの終わりにもう1本デモランをしました。最後はバンダハムの提案でトレイン。

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デモランは無事終了したわけですが練習時間が取れなかったのと実際に3本しか走らなかったので、個人的にはトリックを入れられなかったのが心残りでした。まあ最後のステップダウンでなんとかチキンウィングが入れられて良かった。本当はもっと色々とやりたかったな。

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今回のライダー達。トーマス・バンダハム(Rocky mountain)、永田ジュンヤ(Rocky mountain)、高橋ダイキ(Cove bikes)、西脇ジンヤ(Chromag)

今回のイベントは怪我人も全く出ずに大成功に終わりました。5メートルドロップやロードギャップ等は今までDVDのスクリーンの中での世界でイマイチピント来なかった方は多かったはずです。今回フリーライドセッションを日本の皆さんにライブで見てもらえた事は日本のMTB界にとって大きな意味をもったのではないでしょうか。9年前にカナダでライドするようになってから僕が日本にフリーライドを広めたいと思い、頭の中で描いていた物が初めて形になった瞬間でもありました。1本目のスタート台に立った時は正に感無量。僕の中でも記念すべき日となりましたね。
ここでひとつ勘違いして欲しくない事は、デカイセクションをみんなでドンドン飛びましょう!と僕は提案しているのは無い事です。あくまで今回のデモはプロの走りとして見ていただいて、あんな風に自由に走れたらな~と思ってもらい普段の自分のMTBライフのモチベーションを上げていただけたらなと思っています。安全に楽しく走る事が何よりも大切ですからね。これを足掛かりにまた次回どこかで同じ様なイベントが出来たら良いですね。こりゃCSCでやるしかないな。
関係者の皆様、参加者の皆様本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。


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Ride with Vanderham ①

バンダハムとのイベントが終わりました。怒涛の数日間でしたね。3日前から現地入りしてコースの下見。ワッキーが大まかなラインをチェックしてくれて1個目の飛び面などをBC PORTERのノリさんとプレジャーフォレストさがみ湖さんがユンボで整備してくれていた状態からスタートしました。今回の目玉である1個目の5メートルドロップのバックサイドの角度が緩かったので新たにログを組んで角度を急にしました。その理由として頭をよぎったのは、数年前のクランクワークスのスロープスタイルのフィニッシュジャンプ。少し緩めのバックサイドで多くのライダーがクラッシュした事でした。角度が緩いと世界のトッププロ達でもランディングの衝撃に耐え切れずクラッシュしてしまう。今回はお客さんがコース脇で見ているイベントなので絶対に怪我は出来ないと考え、高さのあるドロップが初めてのジュンヤもいるしワッキーもハードテールだったし自分も含め角度を急にしないとヤバイなと思いました。もちろん自分達のスキルでは問題ないサイズでしたが万が一を考えました。マミ犬とワッキーとノリさんの4人で半日以上掛けて1個目のディグ完了。良い感じのランディングが完成しました。二つ目のロードギャップはユンボのおかげですぐに完成。最後のステップダウンを次の日に残しこの日は終了。

2日目は最後のステップダウンを造り終えコースは完成。残るは試走して最終チェックのみ。

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こんなにすばらしいラインが完成しました。日本では最大のセクションのデカさを誇ります。

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今回の目玉、1つ目のドロップ。

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2個目のロードギャップ

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最終ステップダウン

1個目ドロップの試走は緊張しましたよ。なんせ景色はビルの2階からの景色を超えています。去年の夏からやっていない久々のドロップの動きなだけになおさらでした。特にドロップのファーストアタックは参考速度も無ければ踏み切りのタイミングの参考も何もありません。そのドロップのバックサイドの角度や距離が果たして本当に正しいのか。適切な進入スピードはどれくらいなのか。それは飛んでみないと分からないんです。しかしそれらは今までの自分の経験がすべて教えてくれます。ドロップの上に立ち頭の中でシュミレーションして何度もイメージ。今回の大きさは過去に何度もウィスラーやバンクーバー、カムループスで経験している大きさだったのですぐにビタッとイメージできました。

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そしていよいよドロップイン。
ファーストアタックは完璧に自分の思い通りのランでした。ランディングの衝撃はほとんど無し。ランディングの角度もベスト。スピードも踏み切りも完璧。空中での体内時計も確実に秒数を刻みました。

2つ目と3つ目のセクションも良い感じで、バンダハムにもお客さんにも喜んでもらえる見応えのあるラインが完成しました。
その日の夜はLife cyclesのプレミアの為渋谷へ移動。

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浩一郎さんの進行でプレミアはかなり盛り上がりました。


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プレミアではライダー&ディガーと言う事でVIP席で見させていただきました。僕らの紹介もしていただきイベントの告知はバッチリ。

つづく

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2011/01/15

ビッグモチべーション

1月28日は「LIFECYCLES」のジャパンプレミアですね。この作品は「FLLOW ME」発売後、フリーライドムービーとして個人的に最も待ちわびていた作品です。早く見たくてしょうがないですね~。

と前置きはこれくらいにして、昨日物凄いビッグニュースを耳にしました。なんとカナダのトップフリーライドトーマス・バンダハムがまたまた来日するじゃないですか!しかも翌日にはさがみ湖プジャーフォレストでバンダハムと一緒に走れるイベントがあるようです。これは皆さん行くしかないですよ。イベントの趣旨としてはバンダハムと一般ライダーが交流を深めると言う内容ですが、なんと当日は彼の為に特設ラインが造られる予定です。そのラインの製作には今カナダ系HPで話題のワッキーが関わっていて、僕も彼に声を掛けてもらいコース製作の手伝いに行く予定です。日本ではまず考えられない6メートル級のステップダウンと5メートル級のロードギャップ、そしてストレートジャンプが最後に2つ続く4つのセクションが完成予定です。そして僕はバンダハムとのセッションを考えるだけで胸が躍りますよ♪これは僕にとって物凄くモチベーションが上がる事で僕のライディングスタイルの真骨頂であるノースショアー系フリーライドを日本でいかん無く発揮できる絶好のチャンスだからです。毎年カナダでは飛びまくりで落ちまくりなのに日本では全く走れる場所が無いというなんともさみしい現状があったのですが、シマノさん、さがみ湖プレジャーフォレストさんとフリーライドゲームスのショップさん達、BC ポーターのノリさんの協力で実現するのです。僕は今までアンドリュー・シャンドロー(TREK)、ウェイド・シモンズ(Rocky Mountain)、リッチー・シュレイ(RotWild)、ショームス・マーチ(MARIN)そしてサム・ヒル(Specialized)と雑誌やDVDの撮影経験がありますが、今回は今まで以上の気持ちの高ぶりがあります。プロフリーライダーとしての活動の場が久しぶりに再び訪れました。この機会に僕は全エネルギーを注ぎ込みますよ♪みなさんも是非走りに来て下さいね。そして一緒に走りましょう。

Brio2

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2011/01/03

2011年

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新年明けましておめでとうございます。年末から新年の三箇日はCSCが営業だったのでお仕事してました。ここにいるとどうやら年末年始と正月はないようです。例年は年末と正月を味わっていたので今年は変な感じです。
さてさて、去年の4月からここCSCに常駐しMTBのプロライダーとして色々と活動をしてきました。ウィスラーMTBキャンプフリーライドクリニックCSCマウンテンバイククラブコーチ、CSCのMTBコースのアドバイザーとしてのMTBフィールドの整備等、海外のプロフリーライダーと同様にプロフリーライダーのあるべき姿の活動を行ってきたつもりです。しかしこのちっぽけな日本の中で規模もまだまだ小さいものなのでこれから少しずつかもしれませんが規模を広げていきたいと思っている次第でございます。日本でのフリーライドの認識はまだまだ薄いですからね。少しづつでも浸透していけばと思いますよ。
さてここで正式に発表しますが、2011年からの新たな事業としてJOYRIDEがカナダウィスラーの老舗キャンプ「CAMP OF CHANMPIONS」のディストリビューターの業務を行う事になりました。要するに日本の申し込み受付窓口ですね。「CAMP OF CHANMPIONS」とはウィスラーで最も歴史のあるキャンプで元々はスノーボードとスキーのキャンプから始まりました。数年前からマウンテンバイクのキャンプにも力を入れておりその講師陣は非常に豪華。スロープスタイルのトリックスターGreg Whatts、クランクワークススローススタイル2位、3位のMike MontgomeryとCacey Groves、ビッグマウンテンスターのMike Hopkins、そしてフリーライドのレジェンドGareth Dyerがヘッドコーチを務めています。マウンテンバイクでは「SGC」が有名ですが「COC」の方が遥かに歴史があります。「CSC」だか「COC」だか紛らわしくてすみません(CSCはサイクルスポーツセンター、COCはキャンプオブチャンピオンズです)。
「COC」は海外のイケイケのトップライダーがトリックやライディングを教えてくれるので「テールウィップをどうしてもメイクしたい!」とか「バックフリップを出来るようになりたい!」なんて目論んでいる10代の元気の良い若者に是非参加して欲しいですね。それに対して「そんな危険なトリック今更練習できないよ!おっさんには絶対無理。」と言うまっとうな仕事をお持ちの大人の方は僕の運営する「JOYRIDEウィスラーマウンテンバイクキャンプ」がオススメです。「COC」の日本向けサイトは現在準備中なのでもう少しお待ち下さい。
そして「カナダでトレイルライドに行きたいな~。」とお考えの方にはJOYRIDEと提携している、登って下って飛んで落っこちてさらにしゃべれるイケ面ライダー辻義人(どんだけスゲーんだあんた笑)の「RODEO CIRCUS」もご紹介出来ます。カナダBC州を中心にDVDや雑誌で見る様な日本では絶対に味わえないすばらしい景色のトレイルに連れて行ってくれるでしょう。しかもこのツアーはここ最近WEBで話題のCHROMAGライダーのワッキーもアシスタントを務めています。

RODEO CIRCUSイメージ動画

JOYRIDEはウィスラーに行こうとお考えのすべてのライダーの架け橋になれたらと思っています。ウィスラーに興味のある方はとりあえずお問合せいただければと思います。ベストな方法をご提案します(お問合せ、ご相談はもちろん無料です)。
2011年もフリーライドを盛り上げるべく活動をやって行きたいと思います。とにかくみなさん楽しく乗りましょう。
DAIKI☆FREERIDECOVEBIKESを今年もよろしくお願い致します。

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