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2011/08/22

帰国してます

帰国して10日ほど経ちました。空港に降りてからの暑さにビックらコキましたが伊豆の涼しさに助けられてます。と思ってたらここ数日日本中すっかり涼しくなりましたね。カナダの夏っぽくてちょっと嬉しいです。

お盆のCSCは遊園地のお客さんで大賑わいでした。MTBのお客さんは暑さの為かまばらでしたね。下り系の人は富士見に行っているんだと思いますが。パンプトラックも完成したので是非皆さん遊びに来てください。しかし帰国してから雑誌の撮影があったりとま~忙しい。

そうそう、カナダで身に着けたバックフリップですが、僕のホームコースのスキルパークでも昨日無事メイクできました。面の角度と距離が全然違うのでかなりビビリましたが何とかやりました~。面が寝ているので進入速度がやたら速い。滞空時間も長い。でも気持良ちいひ~♪スロープスタイル的な感じです。

実は帰国した次の日に早速試みて3回程クラッシュして肘がギタギタになってました。4回目でビタ着でしたが。昨日は雨の止み間と言う少しリスキーな条件でしたが一発メイクでした。

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2011/08/09

ライド最終日

いよいよカナダでのライド最終日。午前中にまったりダートジャンプをやって午後はヨシくんとワッキーと3人でライド。バイクパークの途中からコース外にそれて入るシークレットトレイルを攻めてきました。ここはワッキーが前に1度走って超テクニカルだったと言うトレイルです。トレイルに入ってみると斜度が急でかなり面白い。途中に現れるテクニカルセクションをワッキーが止まってくれてチェックしながら走りました。このまま気持ち良く下っていけるのかな~なんて思っていたら、テクニカルセクションが次から次へと出てくる出てくる。どれもかなり急斜面で根っこが張り巡らされていて、その途中には腰から胸くらいの高さくらいのドロップがあったりと日本ではまずお目に掛かれない長い急なセクションばかり。急斜面の前下がり状態で加重と抜重動作を行わなければならないのでスーパーテクニカル。なかなか先へは行かせてくれません。ワッキーが以前クラッシュしたと言うセクションはほぼ垂直の苔だらけのロックフェイスを下る超難易度のセクション。初めは久々のカナダ特有のテクニカルな急斜面で目が付いていきませんでしたが、徐々にリズムを掴んでどれも無事にクリアー。やっぱカナダはこれだな~。ジャンプやドロップばかりに目を奪われがちですが、これぞカナダって感じ。日本のトレイルや常設コースじゃまず経験できない。こんな所、物理的に走れませんよと日本人からツッコミが入るような斜面です。最終日にして、マウンテンバイクでトレイルを走る楽しさを再確認させられました。

ジャンプやドロップはもちろんそうですが、コーナーやうねりの気持ち良さを日本で再現するには、日本の常設コースや山では色んな意味でなかなか難しいのかな~、と思いつつこの楽しさをどうにか伝えなければと考えさせられました。地主の問題や自然保護の問題、土質の問題、稀少なトレイルビルダーの問題、マウンテンバイクを取り巻く環境すべて、色々と課題は山積みですな~。

明日帰国します。

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2011/08/08

ミーティング

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今年から僕の運営するJOYRIDEがディストリビューターを行う事になったCAMP OF CHANPIONSのボスであるKENとのミーティングに行ってきました。

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ガレージにはレンタルバイクやキャンプのグッズがギッシリ。

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CHROMAGとのコラボサドルがかっちょイイ!

なんかバタバタしてそうだなと思ったら、良く考えるとちょうどキャンプ終りの時期でした。忙しい中対応してくれたKENに感謝!!

超有名コーチ陣がライディングを伝授してくれる最高のキャンプです。来年は日本人の若い人にキャンプに参加してもらえたらと思いますよ。実力が付く事間違いなしです。若い人はCOC、おっちゃん達は僕のJOYRIDEへご参加下さいな。COC日本語サイトはこちら

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2011/08/07

ウィスラーへ

翌日ウィスラーへ戻って来て、今度はパークでちょろっと撮影。Fade to BlackとNinja Cougarで撮影後、去年も写真撮影したアレックス・プロが造ったと言われているシークレットのステップダウンへ。何本か飛んで終了。

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滞空時間が長くて気持ちイイ!

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マミー・ボードンも飛ぶ!

無事撮影は終了し2日後にマミ犬は帰国しました。編集も大変だろうけど、今頃は被災地の子供達と富士山でキャンプをしている事でしょう。相変わらずエネルギッシュな男です。

その数日後、COVEBIKEの社長のチャズに誘われて、COVEライドに参加しにノースバンクーバーへ降りました。サイプレスマウンテンのニュートレイルは最高でした。特別にスタントはありませんでしたが、縦と横のフロウがありスティープな根っこからロックフェイスありのグッドトレイルでしたね。

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総勢15人くらいで走りました。ちょうどフランスのCOVEのディストリビューターが来ていたのでそのライダー達とも一緒にライドしました。COVE BIKE SHOPでは毎週木曜みんなで集まってノースショアーをライドしています。CHROMAGもウィスラーで金曜に走ってるし、うらやましい環境ですな。

帰国が近づいてきたので残りの仕事をやっつけないとな~。

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2011/08/06

カムループスその2

マミ犬が夕方のシーンが欲しいという事で夕暮れを待つ事に。どっか良いポイントないかな~と車を走らせるとなかなか良さげなヒップがあるじゃん。という事でマミ犬が早速アタック。

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最初は見学してようかなと思いましたが、そのヒップ何処かで見た事のある形。徐々に夕日が出て来た頃にふと気が付きました。

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そうそう、ここ「What'sNext」ディランが夕日を背に飛んでたヒップじゃん!僕も我慢できなくなり参加しちゃいました。ディランになりきってガッツりインバートを。久々にマイナス入りました。

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次の日はダートジャンプのシーンを撮影するという事で再びBikeRanchへ。写真だと判りにくいですがなかなかエグイサイズです。

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最近ではタックノーハンダーが流行ですが僕はあえてチキンウィング(スーサイド)にこだわります。

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マミ犬のインバート

これでカムループスでの撮影は終了。残りはウィスラーで撮る事に。

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2011/08/04

カムループス

カムループスでバックフリップを無事メイクした次の日、ネルソンからヨシくんマミ犬ワッキーが到着しました。

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とりあえずここに来たからにはSEASONSで有名なリオ・エスコンディートを走らないと。て事で軽く1本流しました。

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その後トレイルの情報等を得る為にBicycleCafeへ移動。やっぱここにも来ておかないと。何故ならここはカムループス出身の有名ライダー達を多く輩出したショップ。Matt Hunter、Graham Agassiz、Dylan Sherrard、Kurt Sorge、Matt Blooks等が所属しています。

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店に入るとちょうどAGGYがいるではないか!コロラドのクランクワークスには行かなかったようです。数日前ウィスラーのウィップコンテストでのエグエグなウィップを思い出しました。今出回っている動画ではレーサーばかり映っていますが、AGGYとDylanのウィップはヤバかった。Dylanはレジで忙しそうに働いていました。

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その後は彼らの撮影へ。ビッグマウンテンラインの撮影という事でみんなでシュートライン探し。なかなか良いのがいくつかありました。

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マミ犬スタート。丘の上の赤いポツンといるのが彼です。

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カメラもバッチリ。ってよし君まるでコレクティブクルーじゃん(笑)

実際に下っている映像はWANPAKU PRODUCTIONよりこれからリリースされる動画にご期待ください。

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その後はBIKERANCHに戻ってビッグキャニオンにアタック。去年よりさらに育ったリップと巨大化したバックサイドにテンション上がります。

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ここには今年からフォームピットが設置されもうすぐ営業が始まるみたい。Anthill filmの「Follow me」に出てきたブラッドヤードのブラッド本人が今年からここBIKERANCHのコース整備やセクション造りを担当している。カムループスローカルのレベルがさらに上がるな~。

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全然関係ありませんが、こんな所に軽トラが!でっかいピックアップトラックが多く走るここカナダで見ると、いつもより小さく見えました。

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2011/08/01

メイク!!

ウィスラーキャンプが終わってから2日間エアードームで徹底的にトリック練習をした後、フリーライドの聖地カムループスへ向かいました。ここでヨシ君マミ犬ワッキーと合流予定。彼らは先にロスランド、ネルソン、を経由してカムループスに来る予定。ここに来た目的はバックフリップをメイクする事。ここの土は比較的柔らかく安全なのでトリックの練習には最適なんです。

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ここがBikeRanch。BCインテリアのフリーライドの聖地。まあなんせジャンプのサイズが半端じゃナイ。一番デカイレーンのリップは3メートル以上あるかな。

今年はとりあえずバックフリップをメイクしたかったので集中的にバックフリップを。中くらいの大きさのトリック練習用のジャンプでやりました。と言ってもリップの高さは2メートルくらい。エアードームのリップよりデカイ。

フォームピットで30回くらいメイクしていたので回る自信はあったはずが、やはり一発目はビビりました。リップもデカイし。ドロップオフはいくらデカくてもすぐにメイク出来るイメージがわいてトライ出来るのですが、バッフフリップは不思議とキャン玉キューンとなりました。

でトライ一発目。やはりビビりが出てブレーキを引きずり中途半端な速度に。スピード不足によるローテーション不足でフロントから刺さりました。その時すねをエグって激痛が走りましたが止める訳にはいきません。そして次は腹をくくってノーブレーキ。良い速度でアプローチ出来ました。

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おっしゃー!無事にメイク!1度感覚をつかめばこっちのもの。何度も何度も繰り返し体に記憶。20回くらいは回ったかな。

 

いや~勝った。自分との戦いに。

バックフリップと言うトリック、実は今までそんなに興味がわかなかったんです。なんかバックフリップは自分の思い描くフリーライドのスタイルではなかったから。しかし去年くらいから僕がゴッドと仰ぐトップフリーライダーのDarren Berreclothがバックフリップをやりだしたのがきっかけ。彼はどんなに他のライダーがバックフリップを回っていても自分のスタイルを貫いていてそれがカッコ良かった。しかし時代はフリップは当たり前の時代に。プロとしてやって行く為には必要な事だったのであろう。僕もそれを痛感したのでやろうと決めた。

いろんな形のジャンプで安定して出来るようにならないといかんな。まだまだ修行の日は続く。

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