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2012/09/16

サム・ピルグリム来日

カナダから帰国して翌々日、落ち着く間もなくTevaライダーのサムが来日していると言う事で合流してきました。撮影場所は群馬のDCFフィールド。サムと一緒に撮影と言う事で僕も一緒に少し飛びました。この日は数日前の雨の影響で路面がユルく、コンディションは悪いはずでしたがサムはやっぱ上手い。抜群に上手い。何度かチェックした後すぐに技のオンパレード。縦横に回りまくりでした。僕も実はバックフリップをと考えていましたが速度が上手く乗らず、断念しました。サムは遅い速度でも速い速度でも関係無しにフリップを回していました。流石世界のトップ中のトップ。時間の関係もあり途中からは気持ちを切り替えて僕は撮影のサポートに回りました。

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フリップノーハンダー

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GOPROでの追い撮り

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今回の撮影クルーはほぼ全員外国人。外人の撮影はとても合理的で色々な発見がありました。

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その夜はサム来日記念パーティー。僕はMCを務めさせていただきました。

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歯抜けでおちゃめなサムは大人気。

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さらに翌日は神社に行ったり都内某所で撮影したりと動き回りましたよ。ライディングスタイルの違いにより僕はストリートセクションの撮影には同行しただけとなりました。

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夜は寿司。サムが厚焼き玉子を作りました。

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そして場末のスナックで深夜までカラオケ。外人もカラオケ好きね。右はTEVAのルーカス。サムに歯が!

時差ボケがピークに達した僕は意識が朦朧となりながらホテルに帰りました。翌日僕は用事があり茨城に帰りましたが、サムは早朝にサーフィンに行って、夜に開催されたTSBAGURA主催のストリートコンペに参加し寝ずに帰国しました。あんな顔してますがまだ22才。元気ですわ。

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2012/09/11

カナダでの1ヶ月

FBをちょこちょこ更新しているとブログが放置状態になりますね。と言う事で簡単にここ数週間を振り返ってみます。

お客さんが帰国した後はひたすら乗りまくりました。

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スコーミッシュに今年完成したばかりのフルネルソンは想像以上でした。STLENGTH IN NUMBERSでセメナックが走っていたトレイルです。路面がスムースな上にうねり具合が半端ない。切り開いたルートをただ整備して走らせるのではなく、莫大な量の土を盛り合わせてバイクパーク並みのパンプやテーブル、バームが所々に設置され縦横斜めのフロウが秀逸。あれだけの物を山に造ってしまうカナディアンは本当にすごいと思う。自分のパークのコース造りの参考になりました。

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カイバーパスでのトレイルライド。ここはウィスラー屈指のテクニカルトレイル。現地に住む日本人の方達と一緒に走りました。義人辻とも一緒に走れました。

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その晩はいつも車の保管などでお世話になっている中村くんのバースデーBBQにお呼ばれしました。

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エアードームでひたすらフリップ練習。去年日本でフリップ失敗で鎖骨を折って手術しているので、そのマイナスイメージを払拭する為に回る回る。

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そしてカムループスのバイクランチへ。ここは公共のバイクパークですがセクションの数とデカさがDVD級。上級レーンは普通にDVDムービーの撮影に使われています。僕はここへ毎年練習の為に通い続けています。

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このジャンプなんて小さいもんです。

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去年と同じ台でフリップ練習をしたのですが、去年よりも巨大化していたリップにてやられて3回もハードクラッシュ。ボロボロになりました。このあとすぐにアメリカに行く用事もあり、完全に線喪失してカムループスを後にしました。


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途中シアトルで道草。イチローのいないセイフィコフィールドはどこか寂しかった。

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一路ポートランドを目指しました。

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ポートランドではこの方にお呼ばれしました。お名前はマティ鈴木さん。プロレス会では有名な方でその昔、国際プロレスと言う団体を設立したメンバーの一人で日本国内でも日本プロレスのリングに上がってジャイアント馬場と一緒に戦っていたそうです。現在は実業家として数々の事業を行っています。アメリカに移民されていてポートランドに庭付きの大きな豪邸に住んでいてそこへ招いて頂きました。いわゆるアメリカンドリームを達成した人です。色々な話を聞いて今後のパーク経営へのモチベーションが上がりました。

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ここはPENDLETONのファクトリーに隣接したアウトレットショップ。マティーさんはPENDLETONでも仕事をされていて日本を担当しています。日本でPENDLETONを正規に輸入しているのは僕のヘルメットスポンサーでもあるA&Fなんですね。

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奥に見える富士山の様な山はマウントフッド。ポートランドでの2日間はバイクには乗らず本当にのんびりできました。4月からパークの営業準備に入りカナダ来るまで馬車馬のように働きました。寝る時間以外は大袈裟じゃなくほとんど働いていたので実に4ヶ月ぶりの休みだった様な気がします。

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帰りはシアトルのバイクパークを視察。ここは少ない高低差でも地形を上手く生かして下りを楽しむ事が出来る本当に良く考えられたパークです。下りは非常にスムース路面で縦と横のうねりがあってハードテールでも十分に走れるほど。バイクパークは高低差が無いと造れない訳ではない事が分りました。これも日本でのコース造りの大きなヒントになりました。日本の常設コースを運営している人にも是非海外のコースを視察して欲しいですね。多くのライダーに利用されアップデートされている本場のコースを見ないと良いコースを造るのは難しいと思います。雑誌やDVDを参考にした憶測だけのコース造りは限界がありますからね。

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カナダに戻ったらひたすらライドの練習。毎日ひたすらダートジャンプ、エアードーム、バイクパークの繰り返し。僕はもう若者ではないので明確な課題を持って反復して練習しないとダメなのです。バックフリップも感覚がようやく戻ってきました。ジャンプばかりでなくコーナリングもバイクパークで色々試せました。今年も新しい感覚をいくつも得て確実にレベルアップしたと思います。この技術をライディングクリニックに反映して行きたいと思いますね。

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帰国間際にはスポンサーであるCOVEBIKESのスチュワートにシークレットトレイルを案内してもらいました。

そんなこんなで昨日帰国しました。帰国後すぐに同じTevaライダーのサム・ピルグリムとの撮影が待っています。その後もコース改修やら鎖骨プレートの抜釘手術があったりとバタバタした生活が再開しそうです。


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