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2015/08/18

Redbull JOYRIDE スロープスタイル

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今年もRedbull JOYRIDEを観戦しました。多くの人の期待通りにブランドン・セメナックが優勝しましたね。これは僕にとっても非常に嬉しい事で、先日もMTBキャンプのお客さんとCHROMAGオフィスへ訪れた時に超偶然に会ったし、セメナックは僕のパーツスポンサーでもあるCHROMAGと言うブランドを通して、とても親しみのあるライダーなので喜びは格別なんです。

さてさてコンテストの話になりますが冷静な感想を書くと、一見セメナックの実力が他を圧倒していてダントツ勝利に見えますが実はそうでもないと言う事なんですね。今シーズンはチームメートで急成長を見せているブレット・リーダーが今シーズンのダイヤモンドシリーズで全て優勝をしていて、それこそ圧倒的な強さで勝利していたんです。

今シーズン2回だけセメナックが出場したクランクワークRotoruaとクランクワークスLet2Alpsもリーダーが勝ってセメナックは負けていました。意外にも今シーズン、セメナックはリーダーに1度も勝てていなくて、フィルミング活動が忙しいと言う理由もあってまだ1勝もしていなかったんです。

前年のセメナックの持ち技(オポスピン、オポウィップ、オポバー、フリップフラットドロップ、フリップキャン、コースク720)を全て完璧にコピーし、それにプラスしてフロントフリップ系のコンボ技(フロントフリップノーハンダー、フロントフリップバースピン)を備え持ったリーダーは無敵を誇っていたのです。

リーダー以外にも数名のライダーが今までセメナックのシグネチャートリックだったコーク720を習得し、セメナックに迫っていて表彰台争いが過酷なものになっていました。数年前に来日しランキング争いの常連であったサム・ピリグリムでさえ今は表彰台に登る事すらできない状況です。
そんなハイレベルな状況の中でさらに地元開催と言う中で迎えたウィスラーRedbull JOYRIDEはセメナックにとってハンパじゃない重圧だったのです。

1本目の出走順はランキングの逆順でスタートするのですが、1本目のランで無難にまとめたセメナックが高得点を出し逆にリーダーにプレッシャーを与えました(オポトラックドライバードロップ→360ダウンサイドテールウィップ→バックフリップダブルテールウィップ→バースピン→コーク720→バックフリップテールウィップノーフットキャン→バックフリップバースピン→ダブルテールウィップ→ダブルトラックドライバー→フリップフラットドロップ→バースピン→バースピン→コーク720)。最終走者のリーダーはまさかの転倒により順位を落とし、2本目のランでも転倒してセメナックに優勝が決まりました。

リーダーの転倒には少し拍子抜けでしたがリーダーにも相当なプレッシャーが掛かったのでしょう。リーダの転倒シーンなんてほとんど見た事がない。それほどウィスラーのRedbull JOYRIDEは各ライダーにとって特別なものなのです。リーダーがもし転倒していなければひょっとしたセメナックの得点を超えていたかもしれません。リーダーにはそれだけの安定感があるのです。

先にどうして「無難」と書いたかと言うと、セメナックの実力って実はまだまだこんなもんじゃないんですよ。みんなが必死こいて習得したコーク720にバースピンを織りまぜたり、フラットドロップで軸ずれしたり、バックフリップのトリプル技はもう当たり前なんです。なので僕の中では結構無難なランに見えたんですね。

本番でそれらを完璧にメイク出来るかは難しいと思うので、 僕の読みでは1本目は敢えて抑えめにいって順位を稼いで、2本目にそれらをガンガン出して高得点を狙って来ると思っていたんです。でもリーダーのまさかの転倒によりそれらは見る事はできませんでした。実際に今回のセメナックのスコアって去年や一昨年に比べて低いんですよね。まあでも来年当りにコンテストでガンガンやってくれるでしょう。今後も楽しみですね。

でも個人的にはコンテストは引退して欲しいと思ったりしてます。スロープスタイルでのプレッシャーは想像以上だと思いますから。数年前に無敵を誇っていた頃のセメナックは今のリーダーの様に楽しそうにライドしていました。最近のセメナックはライディングも表情も固く楽しそうではありません。プレッシャーで潰れていくセメナックは見たくないんです。セメナックには1番良い時にスロープスタイルを引退してもらって、FestシリーズRedbull Rampage、そしてフィルミングとフリーライドの多方面で彼のスキルを披露してもらいたいと思いますよ。

ちなみに今年の春まで10年近くウチで使用していた「JOYRIDE」と言う名前はこの「Redbull JOYRIDE」のJOYRIDE社からの要請により名称変更せざる負えなくなりました。色々とゴタゴタがあって初めはフザケンナ!と思いましたが、世界中の人を感動させ、こうやって自分も感動させてもらっているウィスラーの「JOYRIDE」はスゲーなと言う事でもう何も思いません。

と言う訳で「DAIKIFREERIDE」と言うこのブログと同じ名前に変わっていますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

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コメント

Cam Zinkはスロープ引退しないんですかね、
好きなだけに負ける姿を見るのが辛いです

投稿: ドイ | 2015/08/21 00:07

ドイさん 
その気持めっちゃ分かります。僕自信もZINファンの1人です。
彼はYTのスロープバイクの開発に携わっている事もあって出場しているのだと思います。それと勝ち負けではなくて自分のイメージ通りのランが出来るか出来ないかが彼に取って重要な事なので順位ではないんですよね。
まあ彼はビッグバイクでのライドが持ち味なのでレッドブルランページを期待しましょう♩

投稿: Daiki | 2015/08/24 14:09

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