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2017/09/04

1440

先日のREDBULL DISTRICT RIDEでNicholi Rogatkinが史上初めて1440をメイクして世界中のMTBフリーライダー達が騒ぎ立てていますが、1440って4回転ですよ。スノーボードやスキーならまだしもMTBで4回転ってとんでもなくヤバイ事です。
とにかく4回転ってヤバ過ぎなんですが、マニアックな視点から見てみるともっとヤバい事があるんです。

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それは何かって説明すると、足のスタンスが一般的な回転を掛ける方向とは逆のスタンスなんです。通常多くのライダーは後ろに位置する足を横(回転方向とは逆)に蹴り出す形で、上半身の先行動作の後または同時に回転を掛けていきます。左足が前のライダーは右回り、右足が前のライダーは左回りと言った形で回転を掛けて行くパターンがほとんどなんですね。
そのパターンの方が上半身の先行動作にプラスして、足の蹴り出す下半身の力をプラス出来るので回転力がより増大するので楽に回転できるんです。
その理由からこのロガーキンのパターンはoppositeと言って一般的なセオリーとは逆回りになるため、下半身の横方向への力が使えないので、理論的にも運動理論的にも回転を掛けにくい方向なんです。なのでコンテストでは、このオポジット方向で回ると同じトリックでも加点されます。実況なんかを見ていると「oppo360とかoppoテールウィップとか」言っているので興味があれば聞いてみてください。
ただ少数派ではありますが、人によってはこの理論に関係なくoppo方向が自分の通常の(得意な)方向になるライダーもいたりするので、ジャッジは事前に各ライダーの得意な回転方向を理解して採点しているんです。
そして今回1440を回ったロガーキンも、その理論に関係なく回るライダーなので(キャム・マッコール、ライアン・ナイキストなども同じ)、直接加点はないのですがマニアックな視点から見ると、ただでさえ回しにくい回転方向なのに4回転も回っちゃったよ!って言う感じでロガーキンの身体能力の凄さには驚愕せざるおえないんです。
ちなみにもし360を練習しているライダーがいたら、スタンスと回転方向を一度確認してみるとメイクできるまでの時間が短縮されるはずですよ。アンナチュラルなオポジットから練習すると、なかなか回れなくて人より多く練習しなくちゃいけなくなります。練習は効率の良い方法で行うのが上達のポイントですよ。
 
 

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