« 2018年Rockymountain Slayer インプレ | トップページ

2017/10/30

Redbull Rampage 2017

P6pb15314948_2

毎年恒例ですが、今年のRedbull Rampageも深夜にPCの前でしっかりと脳裏に焼き付けましたよ。一般的には頭のおかしいクレイジーな奴らのイベントとして知られていますが、自分にとっては最も感動的で胸と目頭を熱くさせてくれるイベントです。家族や彼女が会場に応援に来ている中、フリーライドの猛者達が命を賭ける。あのビッグドロップやビッグジャンプにアタックする感覚。感情移入の度合いがハンパないんです。

さてさて、このイベントは毎年ジャッジに関して物議を醸し出しますが、今回も疑問が残る採点が多かったかもしれません。

優勝したSorgeのランは完璧でした。ジャッジ基準を全て満たしていましたね。ビッグマウンテンらしい見事なラン。2位のZINKもマッシブなフラットドロップと360ドロップは会場の誰もを唸らせました。3位のEthanのランはデカいフラットスピンなど良かったのですが、3位の得点はちょっと高過ぎに感じたかもしれないですね。


そして今回一番問題になったのはAntoine Bizetのラン。ステップダウンバックフリップ、フロントフリップ、ダブルバックフリップと大技を連発し誰もがハイスコアを予想したにも関わらずロースコアで12位とふるわなかった彼のランはスコアが発表されたあと、会場はブーイングの嵐。会心のランで、はしゃいでいた本人もちょっとかわいそうでした。


僕の見解ではジャッジ基準の配点の高い「line difficulty 」と「air and amplitude」が低く評価された事で得点が出なかったんだと思います。

ランページはあくまでビッグマウンテンコンペティションなので、どれだけエグいラインをバカデカく走れるかっていうのが1番のポイントであって、実はエアートリックの難易度はそれ程高く評価されないんですね。


ジャッジ基準の一つにある、観客が1番盛り上がるポイントの「Tricks and style」は全体の評価の10%しかないんです。それに対して「line difficulty 」と「air and amplitude」の評価基準はそれぞれ35%もあるんです。2つ合わせて70%。この二つを満たせば、そこそこ高得点が出ちゃうという事ですね。

上位3人はこの2つをしっかりと押さえていた上に「Tricks and style」も押さえていた事に対して、Antony Bizetや他のスタイリッシュな走りでファンからの支持を受けていたライダー達は配点の高い「line difficulty 」と「air and amplitude」が足りなく、配点の低い「Tricks and style」が際立っていたという事なんです。ちなみにもう一つ最後のジャッジ基準は 20%の「fluidity 」です。


個人的にはRheederのコーク720Tomy Gのレギュラー、oppoの連続360ドロップとoppo360ワンフットユーロバートが激アツでした。あとはZINKのフラットフリップドロップは正にランページといった走りで実にシビれました。そして何よりTEVAの元チームメイトのSorgeが勝った事は嬉しかったですね。あの力の抜けたデカい走り。ガッツリ入ったトリック。カッコ良過ぎ。しかも彼はあんなにも偉大なライダーなのにメチャクチャいいやつなんです!


個人的にこれはもっと得点を与えたいとか、イケてるな〜と思ったライダーは他に何人もいたのですが、明確なジャッジ基準があるので文句は言えないですね。

ただジャッジ達も人間だもの。主観は入っちゃうと思うんです。なのでジャッジチームの中にビッグマウンテン系ライダー以外にスロープスタイル系ライダーがいた方が良いと思いますね。まあ来年色々と改善されるかもしれないのでまた来年に期待しましょう。


ちなみに期待のSemenukは1本目のノーリー360ドロップの失敗が悔やまれますね。あれが決まっていたらフラットスピン360ナックも決まって優勝していただろうしね。ジンクの2本目もヤバかった。最後のフロンティーが決まっていたら優勝してましたね。

まあなんやかんや後から言ってもタラレバなので、ランページ史上3回優勝したSorgeが凄いっちゅう事で!

|

« 2018年Rockymountain Slayer インプレ | トップページ

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70613/65981610

この記事へのトラックバック一覧です: Redbull Rampage 2017:

« 2018年Rockymountain Slayer インプレ | トップページ