FUSION FLEXI
最近のヒット商品をご紹介。
10数年前にカナダのペンバートンと言う町のシークレットトレイルのビッグドロップでオーバーシュートした際に足を地面に激しく打ち付け、足部の靱帯を断裂した時から左足だけ扁平足になってしまいました。
バンクーバーでのオペは成功したのですが、それ依頼長い時間歩いたり走ったりすると足部に疼痛が出る様になり真剣に悩んでいました。これはリスフラン関節症と言う病気で、本来あるべき足底のアーチがなくなってしまうものでスタンディングスポーツを行う上では致命的な病気です。フィギュアスケートの羽生結弦選手も同じ症状で悩んでいましたね。
その症状を緩和し改善するためのアイテムが足底板、いわゆるインソールと言うものです。これまで僕は長い間アーチサポートのインソールを愛用する事で対応していました。
今回ご紹介するFUSIONFLEXIのインソールをセミオーダーで自分の足型に合わせて作っていただいたのですが、これが本当に調子が良い。
このFUSIONFLEXIと言うインソールメーカーの商品は、ありふれた他のインソールメーカーとは一線を画しています。FUSIONFLEXIは老舗義肢装具メーカーが発売していて医療現場のノウハウと元競輪選手が競技キャリアで培ったデータを元に研究に研究を重ねて作られました。
自分はフラットペダル派ですが、このインソールを入れるとまるでビンディング用シューズを履いているかの様なフィット感とフィーリングに変化します。
土踏まずから踵へのサポートがしっかりしていてピッタリと収まるんです。ペダルに足を乗せてた荷重が掛かっている状態でも、足部の内反外反が共にやり易くターン時に膝を入れたり、直線のテクニカルセクションでガニ股気味にして衝撃をいなす動作も自然と行えます。
さらに真っ直ぐ脚を回せるのでペダリング動作もやりやすい。ヒール部分がグラスファイバー素材のカップ構造になっているのがキモだと思います。自分にとって肝心なアーチサポートも十分でこのインソールを使うと、土踏まずを感じる事ができます。
こんなにも違いが出るのかとびっくりしました。なかなかインソールをオーダーで作る人って少ないと思いますが、ライディングのパフォーマンスを上げたい方は1度試しに作ってみる事をお勧めします。
自分はリスフラン関節症だっだ事で更なるメリットを感じましたが、健康な足の方にもぜひ試してもらいたいです。
ペダルの上でバランスを取る MTB。特にダウンヒルでは手と足の荷重バランスで言うと、その比率は足の方が圧倒的に多いです。ペダルを通してBBに荷重が掛かり、タイヤのグリップを作り出す。的確に欲しいグリップを作り出すためには、足部が大切なんですね。
セミオーダーで自分の足形を造るので自分専用のインソールが作れてしまうのです。興味のある方はふじてんで僕を見掛けたらぜひ声を掛けてください。
自分は MTBプロライダーですが、柔道整復師と言う整形外科の一端を担った医療従事者の資格を持っています。足関節に関する知識があり足底板に関しても少々知識があるので何かとお力になれるかもしれません。
足底板とは面白い物でライディングスキル向上の他にも、骨盤の歪みや膝関節痛、時には肩や首のこりも改善させてくれます。お気軽にお声掛けくださいね。
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