Whistler Mountainbike Camp & Freeride Clinic

今回は平日での開催です。のんびり貸切状態でのプライベートクリニックでした。前回はお1人でいらっしゃいましたが今回は奥様も連れてのご夫婦でのご参加です。

まずはいつもの通り基本フォームを作りから。ハンドルの握り方から始まり肘の張り方、上体の起こし方をチェックします。そして下半身のフォームに移ります。とその前にライディングする上での重心の落とし方と落とす場所を確認。MTBで一番安定する場所はBBですね。BBへの重心の落とし方を確認します。確認できたらそのまま下半身のフォームを作っていきます。股関節の角度、骨盤のかくど、膝の角度、ボディーポジションの位置を確認。最後に上半身下半身のフォームを作って重心を落としたら基本フォームは完了。何のスポーツもそうですが、基本フォームが取れないとすべて上手くいきません。

基本フォームが出来たら次は加重・抜重です。ライディングの基本は加重・抜重にあると言っても過言ではありません。コーナリングでもジャンプでも直線を走る時でも、加重・抜重がポイントとなります。今回は初歩的な前輪と後輪のコントロールから練習しました。

まずは前輪からですね。加重・抜重をうまく使ってフロントを上げます。

 

こちらはリヤタイヤを上げます。ジャックナイフのようにブレーキは使わずに加重・抜重を使ってリヤタイヤを上げる練習です。

 

前輪と後輪を順序通りにタイミング良く上げる事が出来ればトレイル上の障害物は越えていけます。とても上手でした。

お次はアスファルトでのコーナリングです。平行スタンスでの両足加重から。

垂直スタンスでの外足加重でのコーナリング。

グリップの良いアスファルトでフォームを固めたらダートにて練習です。

最後にブレーキングも練習しました。まずはグリップの良いアスファルトからの練習。

フロントブレーキの限界を体験してもらいました。フロントブレーキの重要性を理解してもいただけたでしょうか。

最後はダートのスロープでの練習。ダートは滑りやすいので前後のブレーキ配分と力加減がポイントですね。最後に林間コースを下りながら一日の確認。お疲れ様でした。