JOYRIDE定例クリニック2月19日(日)日程終了
今回の定例クリニックもリピーターの方が多く参加してくれました。午前中からジャンプ練習に入る人と基本フォームから復習する人と2手に別れての練習です。ライディングを上達させる上で非常に重要な事は基本フォームを身に付けると言う事です。基本フォームが毎回同じように安定していないと、毎回ライディングにバラつきが出てしまいます。同じコーナーを前回曲がれたのに今回は曲がれなかったと言う方は、基本フォームが固まっていない証拠です。毎回同じフォームが取れて、しっかりとフォームが固まれば毎回同じように安定したコーナリングが出来るのです。
まずはいつも通り上半身のフォームから。ハンドルの握り方に伴うブレーキレバーのセッティングから肘の張り方、上半身のフォームを徹底的にチェックしました。
その後はなぜそのようなフォームを取らなければならないかを検証しました。僕のレクチャー内容には必ず理論的な理由があります。決して感覚で教えている訳ではないのです。この検証は腕立て伏せの状態で行うのですが、人間の身体の構造上どの筋肉が使われるかがポイントになります。文章では伝わりにくいので詳しくは当クリニックへお越しいただければと思います。
その後は下半身と骨盤より上の身体のフォームをレクチャーしました。ここでも解剖学と運動学が少し入ってきます。これで基本フォームは完成。
フォームが完成したら基本フォームのチェック方(軸タンブリング)をレクチャーし、フロントリフトとリヤリフトの基本練習。基本フォームが出来ていればこれらの動作もかなり楽に出来ます。
皆さん何度もリピートしていただいているので、フォームがかなりよくなってきていますね。上半身のフォーム、ケツプリ、ケツプリと連動させた両膝のたたみ込み、股関節の曲げ、目線、各ポイントが押さえられてきました。ただ多くの方にやや前輪荷重過多の傾向があるので修正が必要です。下り斜面になれば尚更その傾向になります。
アスファルトの次は芝での練習。アスファルトよりグリップの悪い芝ではタイヤがどれくらいグリップするか練習です。芝でもアスファルトと同じようなフォームが取れればしめたものです。適切なフォームが取れれば確実にタイヤはグリップします。逆に適切なフォームが取れなければタイヤは流れてしまいます。その後はターン出口での抜重を練習。この運動動作が入るとコーナリングの抜けが格段に良くなります。それに加え、切り替えし動作も素早く行う事が出来ます。
お次はジャンプ練習。ジャンプの肝となるポイントは踏み切り動作です。決して引き上げてはいけません。その踏み切り動作を確認し実践です。初めは両輪で踏み切る練習をしジャンプに慣れてきたら後輪での踏み切りを練習します。ジャンプはタイミング、加重、踏み切り動作、踏み切り時の体の位置、これらの要素が狂うと高さは出ません。しかしこれらが1度のタイミングでピタリと合うと、気持ちよく空中に飛び上がれるんですね。
こちらではドロップオフ練習。今回は「送り出しのドロップ」を練習。
今回は皆さん思い思いに練習されていました。みなさん格段に上達されているので引き続き「意識して」練習してください。又の参加をお待ちしております。
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