レポート

修善寺ラストクリニック

今回は修善寺最後のフリーライドクリニック。最後と言う事もあり、満員での開催でした。先週のCOVEミーティングと同じように前日まで雨が降り、予報とは反して当日の朝はもまさかの雨が。始める頃には止みましたが、路面は濡れています。
幸いシートを掛けていたジャンプは乗れたので、ジャンプ組みと基本練習組みとに分かれてのレクチャーとなりました。

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いつも通りハンドルの握り方からはじまり、上半身のフォームを細かくレクチャー。

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ハンドルの握り方を修正するとブレーキのセッティングが見直されます。

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腕立て伏せの状態で上半身のフォームの有用性を説明します。当クリニックでは必ず理由を説明します。決して「なんとなくこう」だとか「なんとなくこうするほうが良い」等のあいまいなレクチャーはありません。全ての事を理論立ててご説明していきます。


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最後に膝の曲げ具合や上体の折り方等の下半身のフォームをチェック。

その後ポジションや重心を落とす位置を確認しコーナリング練習へ。

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アスファルトでコーナリングフォームの確認です。各ポイントを説明しみなさんもトライ。


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こちらはジャンプ組みの練習です。


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ナイスウィップ

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次はドロップオフ練習。送り出しと踏み切りの2種類を練習しました。ドロップオフは自分の意思でしっかりとランディングを迎えに行く事が大切です。

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最後は皆さんでジャンプ練習。

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ナイスインバート。
午後には晴れ間が出て暖かくなりコンディションも良くなりました。今回は最後のクリニックでしたが、不運にも怪我をされた方が2名いらっしゃいました。当クリニックは安全設計のテーブルトップやドロップオフで行う為、怪我人はほとんど出ないので本当に珍しい日でした。過去4年間で5人程。全体の1%未満です。怪我をされたお客様には心よりお見舞いを申し上げます。また怪我が治ったらぜひご参加いただけたらと思います。新しいフィールドにも安全で誰もが楽しめるセクションを作って皆様をお待ちしております。

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JOYRIDEプライベートクリニック2月20日(月)日程終了

今回はリピーターの方のプライベートクリニック。基礎からコーナリングを確認したいという事で受講していただきました。前日の定例クリニックと同様に基本フォームとポジションの確認から。
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しっかりとBBへ重心が落ちているかを確認しながらフォームをチェックしていきます。

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前回と同様にハンドルの持ち方からなる上半身のフォームを腕立て伏せの状態でチェック。

その後下半身のフォームを確認してコーナリングへ入ります。

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前回いらっしゃった時も思いましたが、みなさん非常に上手です。フォームが良いですね。

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フォームが固まってきたので今度は抜重の練習です。今回は体で行う抜重ではなくペダリングによるフロントタイヤの抜重の練習です。切り返しのタイミングで上手く行えるかがポイントです。抜重が決まるとコーナー出口での
加速感が生まれます。


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アスファルトの次は芝で練習。アスファルトで練習した事をそのまま実践します。芝になったとたんにグリップ感が薄れますが、ここでアスファルトでのフォームとポジションの練習が生きてきます。適切な位置に乗れていればタイヤはグリップします。さらに加重を加えれば確実にグリップするのです。

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バイクのバンク角が出てきたので自然に後輪が流れてきました。この後少し練習するカッティーズに繋がります。

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芝の次はダートでの練習。ダートは芝よりもさらにグリップが悪いので、確実なフォームとポジションが要求されます。何度も走っているうちにバイクは倒れてきましたね。

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カッティーズも少し練習。初めは僕の見本です。前後、上下、左右の加重移動が行われるので高度なテクニックですです。
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少し流れてきましたね。もう少し!

カッティーズのコーナリング回転半径はホイールベースの回転半径に依存しません。後輪を流す量によって急激に曲がる事も可能になります。ブレーキングで流すのではなく意図的にグリップ失わせて流します。DHレーサーには必須テクニックですが、ファンライダーもこれを身に付ければライディングの楽しさは無限に広がります。この走法はブレーキングドリフトと違い路面へのダメージが少ないのも特徴です。後輪に荷重が乗っていない為、タイヤはワイパーの様に路面の表面を拭くように滑ります。
※路面へのダメージは少なく済みますが、一般的なトレイルで行う事はお控えてください。

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最後はバームでの練習です。バームは体軸の倒し込みの練習にも最適です。フラットコーナーでは滑って怖いコーナーもバームがあれば倒し込めます。リズムが合ってくるとスムースに抜けれます。リズムがチグハグになると上手く走れません。みなさん倒しこみ、リズム共に良くなってきましたね。
今回はコーナリングをひたすら練習しました。コーナリングはMTBの楽しさの一つです。自分の思うがままに曲がれたらラインのチョイスが広がり楽しさは広がります。また練習しに来て下さい。


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JOYRIDE定例クリニック2月19日(日)日程終了

今回の定例クリニックもリピーターの方が多く参加してくれました。午前中からジャンプ練習に入る人と基本フォームから復習する人と2手に別れての練習です。ライディングを上達させる上で非常に重要な事は基本フォームを身に付けると言う事です。基本フォームが毎回同じように安定していないと、毎回ライディングにバラつきが出てしまいます。同じコーナーを前回曲がれたのに今回は曲がれなかったと言う方は、基本フォームが固まっていない証拠です。毎回同じフォームが取れて、しっかりとフォームが固まれば毎回同じように安定したコーナリングが出来るのです。

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まずはいつも通り上半身のフォームから。ハンドルの握り方に伴うブレーキレバーのセッティングから肘の張り方、上半身のフォームを徹底的にチェックしました。

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その後はなぜそのようなフォームを取らなければならないかを検証しました。僕のレクチャー内容には必ず理論的な理由があります。決して感覚で教えている訳ではないのです。この検証は腕立て伏せの状態で行うのですが、人間の身体の構造上どの筋肉が使われるかがポイントになります。文章では伝わりにくいので詳しくは当クリニックへお越しいただければと思います。


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その後は下半身と骨盤より上の身体のフォームをレクチャーしました。ここでも解剖学と運動学が少し入ってきます。これで基本フォームは完成。

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フォームが完成したら基本フォームのチェック方(軸タンブリング)をレクチャーし、フロントリフトとリヤリフトの基本練習。基本フォームが出来ていればこれらの動作もかなり楽に出来ます。

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皆さん何度もリピートしていただいているので、フォームがかなりよくなってきていますね。上半身のフォーム、ケツプリ、ケツプリと連動させた両膝のたたみ込み、股関節の曲げ、目線、各ポイントが押さえられてきました。ただ多くの方にやや前輪荷重過多の傾向があるので修正が必要です。下り斜面になれば尚更その傾向になります。

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アスファルトの次は芝での練習。アスファルトよりグリップの悪い芝ではタイヤがどれくらいグリップするか練習です。芝でもアスファルトと同じようなフォームが取れればしめたものです。適切なフォームが取れれば確実にタイヤはグリップします。逆に適切なフォームが取れなければタイヤは流れてしまいます。その後はターン出口での抜重を練習。この運動動作が入るとコーナリングの抜けが格段に良くなります。それに加え、切り替えし動作も素早く行う事が出来ます。
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お次はジャンプ練習。ジャンプの肝となるポイントは踏み切り動作です。決して引き上げてはいけません。その踏み切り動作を確認し実践です。初めは両輪で踏み切る練習をしジャンプに慣れてきたら後輪での踏み切りを練習します。ジャンプはタイミング、加重、踏み切り動作、踏み切り時の体の位置、これらの要素が狂うと高さは出ません。しかしこれらが1度のタイミングでピタリと合うと、気持ちよく空中に飛び上がれるんですね。

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こちらではウィップ練習。形になってきましたね。

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こちらではドロップオフ練習。今回は「送り出しのドロップ」を練習。

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さらにダートでのコーナリング練習。

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こちらではバームの練習。

今回は皆さん思い思いに練習されていました。みなさん格段に上達されているので引き続き「意識して」練習してください。又の参加をお待ちしております。

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JOYRIDEプライベートクリニック2月5日(日)日程終了

今回はリピータのお二人でした。初めてビッグバイクを購入されたという事でシーズン前に練習です。ハードテールからビッグバイクに乗り換えたといっても乗り方は同じです。良くビッグバイクとハードテールは乗り方が違う等と言われますが、基本的には変わりません。

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曲がる為に大切な事は何か。それは曲がる為の基本フォーム、体軸の傾け、上半身と下半身における重心を落とす具体的なポイント、目線です。これらをマスターすればバイクは右に左に曲がっていきます。

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こちらの方はフォームの修正です。来る度に上達されていますが、人間一度に何個も覚える事は難しいので少しずつポイントを矯正していきます。今回は下半身、特に膝の動きを強制しました。ポイントは骨盤の動きと膝の動きの連動性。この二つの連動性の関係が崩れるとフォームが崩れ良い走りをする事が難しくなります。


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芝でのコーナリングも練習

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こちらの方はハードテールでびっちり練習したので、ビッグバイクでもドンドン安定してきました。

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フォームがかなり強制されとても良いフォームになってきました。ターン弧も深くなり巡航速度も上がり初めていらっしゃった時とは比べ物にならない程上達されました。

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最後は少しジャンプも練習。


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ビッグバイクは踏切のごまかしが利かないのでなかなか宙に浮いてきません。ある程度速度に頼らなざる負えない部分がありますがしっかりと踏みりることが最大のポイントです。だんだんと高さが出てきました。


今回はビッグバイクでのライディングでしたが、ハードテールとビッグバイクは何が違うのかをここで少し解説します。ハードテールとビッグバイクの大きな違いと言えば重量です。ビッグバイクは重量が増える分だけ、ハードテールよりも行うべき運動動作の運動量が多くなります。
ではそれは何かと考えてみましょう。それは体軸の傾けと加重・抜重です。バイク重量が重くなった分、体軸が倒し込みにくくなりますね。体軸が倒れないと言う事はバイクも倒れないのでバイクの方向が変わらないと言う悪い状況に陥ってしまいます。そうなるとハンドル操作に頼る傾向のある初心者はしっかりとバイクを倒せない為に曲がりにくい感じ、その結果ビッグバイクを乗りにくいと感じてしまうんですね。
そしてもう一つ大切な事があります。それは加重・抜重の運動量を多くしなければならない事、簡単に言えば運動動作を大げさに行わなければならないと言う事です。加重と抜重は上級者にならないと非常に気が付きにくいテクニックです。センスのあるライダーは実感なく知らずに行っている事も多い程です。なので、なお更初級者においては加重・抜重の概念がない方がほとんどです。加重と抜重を行う事によって積極的にバイクをグリップさせ、重いバイクでも曲がる事が出来るんですね。
初級者がビッグバイクに乗った時に扱いにくく感じるのは、上記の理由により「体軸を倒す事」と「加重・抜重」が不十分だからと言えるのです。

ビッグバイクに完全に乗り慣れれば、ハードテールに乗っている時と同じ感覚でヒラヒラとバイクを寝かせる事が出来ます。その領域までレベルアップする事が出来れば富士見パノラマの様な常設コースを走っても自分の意のままにバイクコントロールが出来るんですね。今以上にマウンテンバイクを楽しむ為にも是非身に付けておきたいテクニックです。

「JOYRIDEフリーライドクリニック」ではライディングに関してのどんなお悩みにもお答えします。ライディングにおける身体意識、筋肉の使い方からバイクを降りてからのトレーニング方法まで具体的にかなり詳しくレクチャーし、その練習方法を提案致します。お悩みの方は是非一度お越しください。尚、リピートされる方もバンバンご質問ください。皆様のご参加をお待ちしております。


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JOYRIDE定例クリニック1月15日(日)日程終了

今回の定例クリニックはリピーターの方が多かったのですが皆さん基本からの復習です。基本中の基本であるフォームチェックからですね。

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フォームチェックと言ってもバイクから降りた状態でのチェックです。センターの落とし方(重心の落とし方)の確認、そして加重と抜重をする為の最も効率の良いフォームを目指します。

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地面の上ででちゃんとしたフォームが取らなければ、バランスの悪いバイクの上では絶対にいいフォームは取れません。良いフォームが取れなければライディングにバラつきが出てしまい毎回違う走りになってしまいます。まずはしっかりとフォームを固める事が重要です。

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リラックスしてスッとバイクの上に立ち、バイクが一番安定するポイント(BB)に乗りフォームを取ります。バイクに立った時はなるべく体を脱力し丹田を意識すると驚くほど安定します。

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Dsc_0096 フォームが完成したらコーナリングの練習に入ります。コーナリングのポイントは基本フォームを崩さない事です。ジャンプ、ドロップ、コーナリングどんな時でも基本フォームが崩れると適切なバイクコントロールが出来なくなって上達の妨げになってしまいます。体軸、加重ポイントももちろん大切ですね。

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アスファルトの次は芝での練習。芝はアスファルトに比べグリップの限界が低いのでしっかりとしたフォームが取れているかのェックになります。芝で慣れてきたら加重と抜重の意識の練習。加重と抜重の練習は上級の内容なので今回は少しだけ練習しました。それに合せてバイクをスムースに前へ進ませる為の体の前後の重心移動の練習も行いました。 Dsc_0151_2 Dsc_0179 Dsc_0191 Dsc_0169 芝で加重と抜重の練習をしたらそのイメージでバームで練習です。バームの中で加重と抜重が出来れば驚くほどバイクは加速します。バームでの練習は山のトレイルや常設コースにあるいわゆる「当て込めるコーナー」で威力を発揮します。 Dsc_0196 Dsc_0200_2 Dsc_0207 こちらはカッティーズの練習。まずは流れ出しても安全なバームでの練習から。 Dsc_0210 Dsc_0211 フラット路面でのカッティーズ練習。平行スタンス、垂直スタンス両方練習しました。写真ではわかりにくいですがかなり流れていましたね。

霜の降りていた路面も乾き、最後はジャンプの練習です。

Dsc_0219 Dsc_0262 Dsc_0277 Dsc_0268 踏み切り動作を確認したらみなさん大きいレーンにも果敢にチャレンジ。飛びきっていましたね。 Dsc_0276_3 Dsc_0295 Dsc_0304_2 Dsc_0226 最後はウィップに挑戦。皆さん徐々に入ってきました。 やはりリピーターの方は運動動作をしっかり意識して練習されているのでグングン上達されています。ライディングが上達すればライン選びや縦の動き等自由度が広がりMTBの楽しさもどんどん広かっていきます。引き続き「意識する事」を忘れずに練習してください。お疲れ様でした。

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JOYRIDEプライベートクリニック1月7日(土)日程終了

今回も常連さんのプライベートクリニックでした。今回はジャンプオンリー。ひたすらウィップの練習をした後はスキルパーク中段にあるビッグテーブでのジャンプ練習でした。 まずは通常のテーブルトップで踏み切りの練習。何本かひたすら踏み切りの確認です。踏切が合ってきたらウィップを入れて行きます。ウィップのポイントは1つのジャンプの中で、2モーションを行う事です。まずは上半身の先行動作を行いその後すぐに下半身の動きを入れていきます。この一連の動きが身に付いてくるとバイクは簡単にヒラリと横へ動きます。飛んでいる最中に2モーション行うのが難しい所。ちゃんとした踏切をして滞空時間をかせがないとなかなか入りません。ただ闇雲に練習しては効率が悪く危険が伴います。効率の良い練習が大切です。 Joyride2012_021 私のお手本です。 Joyride2012_023 かなり入ってきましたね~。 Joyride2012_026 こちらの方もかなり入ってきました。 これはもう完全にウィップメイクですね。あとは高さを出して滞空時間をかせぎ、入る角度をどんどん深くする練習をするのみです。細かいところを言えばウィップには他にもいくつか種類があるので、それらを習得できればライディングの楽しさはさらに広がります。トーマス・バンダハムスタイル、ダニー・ハートスタイル、タイラー・マッコールスタイル・アギースタイル等、それぞれ自分のスタイルを目指してください。 Joyride2012_041_2 最後にビッグテーブルでの練習です。 Joyride2012_081 Joyride2012_037 こちらのテーブルトップは進入までのラインが難しく、ヒップ気味のステップダウンをこなせなければなりません。そのステップダウンのこなし次第で飛べるjか飛べないか決まるので練習に最適なんですね。 ほぼバックサイドに届いていましたが、残りホイール一つ分距離が出ればランディングの衝撃がなくなるはずです。そうなればこのビッグテーブルでのウィップも遠い日ではありませんね。 また練習していきましょう。お疲れ様でした。

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JOYRIDEプライベートクリニック12月27日(火)日程終了

今回は毎回お一人で参加されるリピーターの方でした。毎回ガッツりマンツーマンでの講習なので回を増していくごとに内容もどんどん濃くなっていきます。今回のお題は「コーナリングの外足加重」この内容に関して練習してきました。

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フォームはかなり固まりつつありますが、細かい所を修正しました。不得意なコーナリング方向はライディングフォームが崩れがちです。意識してポイントを繰り返し練習しました。

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次にコーナリング中にフロントタイヤが横に流れると言うお客様の悩みを解決です。フロントタイヤが流れると言う事はフロントへの加重が過多になっているかもしくは荷重が不足しているかのどちらかです。これをフォームによって解決すると同時にコーナリングの一連の流れの中で「前半」、「中盤」、「後半」と3つの部分に分けてレクチャーしました。3つのどの部分で体をどうもっていくのか等かなり細かいレクチャーをしました。

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続いては上記の内容に加えて抜重の練習です。フロントタイヤの抜重によりコーナリングの抜けの速度が上がります。かなりギュインギュインなコーナリングに変わってきましたね。最後には今までと芝生でのライディングの感覚が変わったとおっしゃっていました。

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最後にバームでの練習。思い切り良く加重と抜重が出来るようになったのでバームでも速度が上がってきましたね。

こちらの方はスノーボードのアルペン競技出身と言う事で私の説明に対しての理解度が高く教える方も楽チンでした。当クリニックはコーナリングを一つの半円に例えスノーボードやスキーのターンに例えて説明する事が多いのでイメージし易かったのでしょう。

マウンテンバイクもスノーボードも縦に長い乗り物です。重心移動や抜重の方向など似ている部分が沢山あります。色々なスポーツをクロスオーバーさせて行うと良いと言われるのは正にこの事。知らないうちに上達してしまう事もあるんですね。さらに身体の動きを意識して練習すれば、それぞれ上達する事間違いなしです。何事も意識して練習する事が大切なんですね。またお待ちしております。

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JOYRIDE半日プライベートクリニック12月24日(土)日程終了

今回は半日でのクリニックでした。リピーターのお二人です。こちらの方達は毎回おまかせメニューでコーナリングを練習されています。コーナリングを練習する上でのいくつかの練習メニューを毎回こなされています。今回はフォームチェックと前後の重心移動の練習です。外足を下げた時の外足加重でのコーナリングフォームとその時の加重ポイントを重点的に練習しました。 Joyride_038 Joyride_046 パイロンの位置を変えて深いコーナリングの練習。 Joyride_050 Joyride_055 今度はパイロンの間隔を短くして小回りの練習。リズム良くメリハリのある加重と抜重が大切です。色々なパターンのコーナリングを練習する事で、実際にトレイルに行った時に対応する事ができます。加重と抜重を行う時間がポイントですね。 今回は半日と言う事もありアスファルトで徹底的に練習しました。こちらのお2人は来られる度に確実に上達されていますね。DVDスターの様なカッティーズを目指してこれからも練習していきましょう。お疲れ様でした。

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JOYRIDEプライベートクリニック12月23日(金)日程終了

今回は3名でのご参加でした。お2人はリピーターでお1人は初めてのお客様。午前中は初めてのお客様に基本からのレクチャー。

Joyride_001 Joyride_002 まずは徹底的に基本フォームを固めていきます。基本フォームをマスターする事はライディング上達の第1歩です。適切な基本フォームが取れなければ上達への妨げとなります。 Joyride_005 基本フォームからのフロントアップ Joyride_006 基本フォームからのリアアップ。普段何気なく行う動作もポイントを意識して行えば楽に上がります。 Joyride_007 ホッピングの練習。ホッピングも基本フォームが大切です。フロントアップ、リアアップ、ホッピングは加重・抜重の基本となります。 Joyride_010 Joyride_032 基本フォームが固まってきたらアスファルトでコーナリングの練習です。コーナリングのポイントは2つ。フォームと体軸です。 Joyride_034 Joyride_048 Joyride_065 アスファルトでの練習の後は芝での練習です。行う事はアスファルトと同じ。しっかりと基本フォームを取ってコーナリングを行います。慣れてきたらタイヤのグリップを意識し自らグリップを稼ぐ動作を行います。いわゆる加重動作ですね。 Joyride_076 Joyride_080 加重と抜重が意識できたら今度はバームでの練習です。バームでは加重と抜重が意識できるとコーナーの抜けが格段に良くなります。これはカッティーズを行う上でも同様ですね。後輪が何度も流れてカッティーズが決まっていました。こちらの方々は何度も来て頂いているので確実にレベルアップされていますね。 Joyride_127 こちらでは芝で自主練習。アスファルトから各ポイントを一つ一つ練習し各内容をしっかりと消化したので、かなりフォームが良くなり巡航速度も上がってきました。コーナリングのアールも深くなってきましたね。 Joyride_113 こちらはマニュアルの練習です。ただなんとなくフロントを持ち上げるのではなく、予備動作から加重移動までしっかりと意識して行う事で安定してバランスポイントまで導く事が出来ます。芝は転倒してもダメージが少ないので安心ですね。 Joyride_150 Joyride_151 最後にジャンプ練習。踏み切りのポイントを頭に入れてタイミングよく踏み切ります。高さが出てますね。 Joyride_183 Joyride_179 ウィップの練習。かなり入ってきましたね。目指せコースタルクルーですね。 Joyride_189 インバートも形になってきました。若いのでこれからが楽しみです。お疲れ様でした。

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JOYRIDE定例クリニック12月18日(日)日程終了

今回はお休み明け初めての定例クリニックでした。ありがたい事に再開を待ってくださっていた方々が多くいて再開出来た事に嬉しく思います。朝の冷え込みでかなりの長さの霜柱が立ちましたが午後には完全に溶けコースコンディションも回復しました。

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今回はほとんどがリピーターの方でしたがまず始めはライディングフォームの確認から。順番的には上半身、下半身の順番でフォームを作っていきます。

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ハンドルの握り方から肘の張り方をレクチャー。肘が下がる場合と肘が下がる場合ではどんな違いがあるかを腕立て伏せの状態でレクチャーしました。こうすると筋肉の使い方や体幹部の安定性の違いが良くわかります。

012_3 次は腰から下のフォームチェックです。骨盤の傾き具合がポイントです。

019 基本フォームが完成したらバイクの中心に乗る練習。ポッピングをして確認していきます。ホッピングはすべての基本です。加重と抜重やジャンプの踏切にも通じる運動動作なのでライディングの基本ともいえます。加重時はホッピングでの腰の落とし方が重要となります。 029 バニーホップも少し練習。バニーホップの前半部分はジャンプの踏み切り動作と似ているのでこのテクニックが出来るとジャンプの踏み切りもしっかりと踏み切れるようになります。 034 036 085 121 138 次はスラローム走行をしながらコーナリングフォームのチェック。今回は外側の足で踏ん張る外足加重の走法で練習しました。ポイントを一つ一つ確認しながら練習しました。 174 221_2 229 216 213 232 アスファルトの次は芝での練習。しっかりとしたフォームを取りタイヤのグリップを意識しながら曲がる練習です。 リピーターの方は加重と抜重も練習しました。コーナリング中にどのタイミングで行うかが重要ですね。適切なポジションでコーナリング中にタイミング良く後輪に加重が出来ると自然と後輪が流れ出します。 252 244 255 246 249 320 298 297 314

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路面コンディションも回復したのでジャンプ練習です。ジャンプは踏切が命。踏み切りのタイミングを何度も練習しました。適切なタイミングで踏み切り動作が出来ればバイクは飛び面の延長線上に飛び出していきます。飛ばされるのではなく飛ぶ事が大切です。

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